株式会社ランスタッド レポート

1. 御社の理念や大事にしているところを教えてください

(下瀬川)サービスを提供するうえでは、人と企業をよく理解してサービスを提供するというのは基本的な考え方です。こういうサービスがあってどうぞというのではなく、その人にあったサービスを提供しようと考えています、人をよく知って、理解したうえで、その人に合った企業をご紹介する。企業もそうですが、企業がどういう人間を求めているかをちゃんと理解した上で、その人材を紹介する。 これを当社では「good to know you」という言葉で表現しています。これが全てです。 手間はかかりますが、満足度の高いサービスをご提供するのが、会社としての明確なポリシーです。

 

2. 再就職支援を受けている方へのサポートはどういったものがあるのでしょうか?

(川上)具体的には通常のキャリアカウンセリングというところと求人開拓というところに重きを置いています。 当社は世界2位の総合人材会社ですが、あまり外資という色ではなくて、やはり日本の風土に密着した、日本人に適したキャリクラムを組んで、サービスを提供できるというところを強みにしています。 今、全国で拠点を約100拠点、オフィスを持っておりまして、北から南まで日本の隅々までサービスをさせてもらっています。特に力を入れているところは二つあります。一つは、目標設定のツールでゴールマップというものがあります。 具体的には中高年の方が多い中で、その方がされていた仕事と、まったく同じ仕事いうものはなかなか地域によってはないものでして、今までの経験とその方のスキルが、どれくらい応用が効いて、どういう職種と業界ならば行くことができる可能性があるのか、また給料に関しても、以前の会社が大手であれば、年収が高いところも多いですけれども、地域によっては下がる場合があるので、現地にある会社の上位、三分の一の会社に就職していただけるように、私たちは現実的な目標プランが立てられるような簡単な一枚のシートがありまして、『ゴールマップ』というものを一番売り物にしています。

さらにゴールマップともう一つゴールスケジュールというのがあって、そのスケジュールは、その方がいつ就職するというのを、まず書いていただいて、そのためにはいつバックデートして、いつから転職のノウハウを習得するなどのマイルストーン(区切り)があります。 ここまでに履歴書を作成する。ここまでに求人開拓をする。ここから面接を始めると、いつごろに新たなゴールに達することできるということが明確になる、そういうツールがございます。

(下瀬川)言い換えると可視化ですね。ちゃんと紙に落として、見て、その通りにやっていく。 営業の数字を追いかけるのとある意味同じですね。予定に対して、どれだけ遅れているのか、もしくは予定通りにいっているのか、をチェックしながら、 予定通りやったのにうまくいかなかった場合は、目標の見直しをもう一度しましょうという流れでやっていきます。 これを明確にしないでやるとずるずると先延ばしになってしまう。 ちゃんと書いて共有化しておく、というのがゴールセッティングですごく重要です。 ゴールセッティングをして、そのプロセスをみていくということです。

(川上)もうひとつは「マイランスタッドニューキャリア という再就職支援サービス利用者様向けのWEBサービスです。こちらは求人検索エンジンや各種求人情報を揃えており、約200万件の求人案件を閲覧できるようになっています。個々に付与されるIDとパスワードを入れることにより、利用が可能になります。求人検索エンジンは年齢や地域、職種、業界などの条件を入力すると、それに見合った案件が即座に出てきます。 さらに特筆すべきは、求人マッチングシステム「ランスタッド・ジョブマッチ」です。こちらは約70万件の案件から検索でき、求職者の方が希望する、「業界・希望職種・地域」を登録しておくだけで、当社のサーバーから自動マッチングした最新の求人案件が提供される仕組みになっています。例えばご自身の希望する仕事に合った求人新着情報を、リアルタイムにメールで受け取ることも可能です。検索であれこれ悩むことなく、求人情報収集から応募エントリーまでワンストップで行える画期的なシステムです。 エリアはもちろん北海道から九州まで全国の案件を網羅しています。

 

素晴らしいシステムですね。これは仕事を探されている方が自由に利用できるですか

(川上)自宅用のパソコン・スマホ・携帯電話からいつでも好きな時に見ることができます。IDとパスワードがあればどこからでもご利用が可能です。

 

約200万件というのは独自に開拓された求人案件なのですか?

(川上)前述しましたが、当社の求人検索には、「マイランスタッド・ニューキャリア」と「マイランスタッド・ジョブマッチ」2種類があり、相当数の案件が独自の案件になっています。特に「マイランスタッド・ジョブマッチ」は9月から導入したばかりの業界最新システムで、豊富な求人案件の中から希望する仕事とのマッチングを加速させる画期的なものです。是非有効活用していただきたいと思います。

 

具体的なところでカウンセリングでしたらどういったサポートがありますか?

(川上)同じ目線でカウンセリングをするというのが一番の基本にしています。よく再就職支援会社に行くと落ち込んでいる上にさらに説教されるというところも多いようですが、当社では、失業された方がほとんどですので、全員有資格者で平均勤続年数が8年のキャリアカウンセラーが同じ目線、同じ気持ちになってサービスをしています。

 

オーダーメイドプログラムについて詳しく教えてください。

(川上)もともと当社の発祥自体がイギリスにある会社なのですが、そこが主に再就職支援をやっていた会社でした。その会社が12年前に日本で再就職支援事業を始めたのですが、向こうのイギリスで持っていたツールを日本の風土に改定したものをずっと何度も何度もバージョンアップして今の世間に一番フィットした形にしています。

(下瀬川)オーダーメイドと言っているのは、一通りのプロセスはあるが、全員にあてはめてしまうと画一的なサービスになってしまいます。一人ひとりに合わせた状況でツールをうまく使っていき、例えば、最初から目標設定ができている方であれば、具体的な求人を提示していくという形をとっています。スピード感も含めて、その辺は臨機応変にその方に合った形でサービスを提供するという意味でオーダーメイドという言葉を使っています。

(川上)こういう時代だからこそ、全部をやってほしいわけではなく、自分がほしいところだけやってほしいという方もいらっしゃるので、私たちもその方が一番欲しているサービスだけに集中するということもできます。自分がどういう業界に行けるのか、いくらの年収が相場で合っているのか、また、面接の英語トレーニングであるとか、履歴所の最新のサンプルなどはみなさんにご提示できるのではないかと考えています。

 

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